安心してベビーマッサージ教室に参加して頂くためにお伝えしたい事

9月7日付の新聞やTVのニュースなどで報道されていたNPO法人の男性が赤ちゃんに直接施術をするという、「ベビーマッサージ」で起こった、悲しい事故の記事に関してのお話です。TOPニュースで、「ベビーマッサージ」という言葉だけが、クローズアップされていて、教室に通われている皆さんや周りの方が、不安になって勘違いされるのも辛いので、ここでお知らせさせていただきます。

まずは、お亡くなりになった赤ちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

以下は、朝日新聞オンラインより抜粋したものです。

http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20140906-OYO1T50004.html

「NPO法人の代表が男児を床の上にうつぶせにし、首を90度以上ひねって顔を上向きにしたり、膝に乗せて首をもんだりしていたが、施術を始めてから約45分後に男児の呼吸が止まった。スタッフの通報で救急搬送されたが、低酸素脳症による多臓器不全で同8日に死亡した。
男児の母親も付き添っていたが、全ての施術は見ていなかった。」

子供の健康を心より願うのは、すべての親の願いです。

私の教室で行っているベビーケアセラピスト協会認定の、ベビーマッサージは、親子のふれ愛による、絆づくりを目的とするリラクゼーション行為です。

セラピストが、赤ちゃんを施術するようなことは決してありません。
教室では、私達ベビーマッサージセラピストは、人形を使ってタッチケアをお伝えします。お母様は、ご自身の手でお子様とのタッチケアを楽しみます。

もちろん、肌をなでることで、身体の免疫力を高めたり、身体の発達を促す効果もあり、教室では、月齢に合わせた動きを、安全にできるように指導しています。

手遊び歌や、ふれあい遊びを通して、まだお話することのできない赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみ、愛着関係を深め、育児をより楽しくするものなのです。

私が、ベビーマッサージ教室を始めて7年半、今まで開催した教室は500回を超え、参加してくれた親子も、のべ4000人にもなりました。

言葉で説明しても、ご理解して頂けない事もあるかもしれませんが、

このベビマ教室の写真をみて、お母さん(ご家族)が、赤ちゃんに施すふれ愛の、癒しのベビーマッサージをご理解いただけるとうれしいです。

あらためて、今まで教室に参加してくれた沢山の親子に感謝して、安心、安全、笑顔あふれる楽しいベビーマッサージ教室をこれからも、広めていきたいと思います。

日本セラピストスクール石川校 ベビーマッサージ講師
中 康子